2020年2月2日日曜日

「アンフォゲッタブルファイア」刊行


  予定していました。新作「アンフォゲッタブルファイア」が出来ました。
  アウトサイダーからの流れを汲んだ3部作はこれで一旦完結となります。
  この作品を次回の文学フリマで出すのかどうかを考えている最中なのですが、恐らく無理はせずにその次の機会になるかと思います。

2020年1月24日金曜日

第30回文学フリマ

  今年5月6日(水)に開催が予定されています文学フリマへの出店が決まりました。
  これが2回目の出店になりますが、次回の出店内容について悩んでいるところがあります。
  それは出版順に作品を出展するとなると次回の2作品はかなりマニアックな本の内容になるからです。
  漢詩集と能楽の本。恐らくあまり数は売れないでしょうが、ここはこだわって出品したほうが良いのではないかとも思えます。
  ブースの位置も多分ものすごく離れたやりにくい場所になるかと思います。このあたりは敢えて挑戦ですね。

2020年1月20日月曜日

まもなく発行

  次回作、アンフォゲッタブルファイアの入稿が済みました。
  予定ではおそらく今月末か来月の月初めにでも刊行しそうです。
  前回の文学フリマが済んでから年末年始に掛けて、お店のほうがずっと忙しく中々執筆活動まで労力が廻らない状況でした。
  やっと最近落ち着いてきたので、ぼちぼち次回作を書きつつ今年の目標を定めたいと考えています。

  あくまでも予定ですが今年は3冊を出すつもりでして、1月、6月、11月あたりを目安にそれぞれ違うシリーズものを同時進行で進めたいと思ってます。
  1月の「アンフォゲッタブルファイア」はアウトサイダー3部作の最終巻になっていて、6月の「森の精霊の心臓」は初のファンタジー小説の3部作の第2作目を最初に持ってくる予定。そして年末辺りに出す予定の「砥と鉄と左腕」。

  何故このような乱雑な出版順になるのかというと、私の場合一つのテーマに集中しないで満遍無く執筆した方が自分に向いているような気がするからです。
 

2019年12月25日水曜日

和風クリスマス



  今日はクリスマスという事で、かるかんを作ってみました。
  洋菓子は苦手なので和菓子でそれっぽく白いものと考えてみたら、丁度いいものが鹿児島にありました。
  早速サービスで店で出していたら都内でも割と知られているんですね、かるかん。
  これは山芋と米粉と砂糖だけで簡単に作れます。ほぼ一対一対一に近い分量で、砂糖の量が半端じゃないのですごく甘いお菓子になります。
  これだけの厚みを蒸すので時間はけっこうかかりました。もう少し薄くしてもよかったかなと思いましたが、提供する時にこの位の形をイメージしていたのでパウンドケーキ型を使いました。
  蒸し物はどうしても火加減と時間に気を使うので、もし次回もやるなら玉子豆腐等に使う流し缶か、これ専用の薄い型を探してみようと考えました。

2019年12月11日水曜日

アンフォゲッタブルファイア・立読み版

  来年1月末に発行を予定しているSFハードボイルド小説「アンフォゲッタブルファイア」の立読み版を公開しましたので、興味ある方は是非読んで下さい。
  この作品はSFといってもごく近い未来の物語で、軌道エレベータの建築現場の竣工間近の時期を舞台にしています。
  そして今年ずっと書き続けていたアウトサイダー3部作の完結版といった位置を占めています。
  間に漢詩集や米一丸を発行しましたが、ちょっと暗い話をテーマにした3部作はこれで一旦は完結になります。
  来年以降はまた全く違うものをテーマにして執筆を続けていく予定ですので、よろしくお願い致します。

  いかだジャルのPixiv

2019年11月18日月曜日

一週間後に開催

  いよいよ今週の日曜日に文学フリマが開催されます。
  私のブースはエの9に決定しています。
  webカタログで当時出展する作品の紹介をしていますので、興味がありましたら是非御一覧下さい。
  前回のイベントでは私は出品していませんでしたので、観客として色々見て廻ることが出来ましたが、恐らく今回は他の作家さんの作品を探したり見本誌をじっくり読む時間は取れないんでしょう。先に気になる作品をチェックしておいて、イベント後でも接触してみようと考えてます。

https://c.bunfree.net/c/tokyo29/!/エ/9

2019年11月1日金曜日


  米一丸繋がりで和菓子を作ってみました。
  本の中にあるように、実際には竹岩勘九郎が大宰府で執務を摂っていて不在中に屋敷を襲撃されたという記述はありません。あのあたりは完全に私の創作部です。
  大宰府は有名ですし、能楽の舞台にするのに丁度良いことと、箱崎から大宰府までの距離感が物語として作り易かったという事もあります。

  さて、このお菓子は梅ヶ枝餅といって、大宰府天満宮の名物まんじゅうです。九州におられる方なら良くご存知かと思います。
  私はこの饅頭が大好物で、普段はあまり甘い物は食べないのですが、こればかりは1パックを一人で食べきります。待てなくて帰宅の電車内でも食べた事もあるくらいです。

  どうしても食べたくなりましたが、上京してから簡単には手に入らなくなってきたので、いっそのこと自分で作ることにしました。
  生地は米粉と白玉粉のミックスです。それに塩と砂糖くらいしか入ってません。生地の扱いは難しかったですね。私はつくねも鶏ももから叩いて作るのですが、それよりも扱いが難しかったです。少しでも手に着く時間が長くなると、すぐに生地が溶け出す感じでした。多分2秒とか3秒くらい一ヶ所を触り続けると生地が破れますね。

  ついでに原価計算もやってみて、売値はだいたい一個で130〜140円くらいの金額になりました。中に入っている餡子を工夫すればもっと下げられると思いました。
  私的にはこの生地の方が好きなので、餡は若干少なめでもいいかも知れません。

  今回は趣向を変えてみましたが、自分でも暫くの間、米一丸と大宰府を題材にした事と、梅ヶ枝餅の存在をすっかり忘れてしまっていたのでこういう投稿にしてみました。