2019年12月25日水曜日

和風クリスマス



  今日はクリスマスという事で、かるかんを作ってみました。
  洋菓子は苦手なので和菓子でそれっぽく白いものと考えてみたら、丁度いいものが鹿児島にありました。
  早速サービスで店で出していたら都内でも割と知られているんですね、かるかん。
  これは山芋と米粉と砂糖だけで簡単に作れます。ほぼ一対一対一に近い分量で、砂糖の量が半端じゃないのですごく甘いお菓子になります。
  これだけの厚みを蒸すので時間はけっこうかかりました。もう少し薄くしてもよかったかなと思いましたが、提供する時にこの位の形をイメージしていたのでパウンドケーキ型を使いました。
  蒸し物はどうしても火加減と時間に気を使うので、もし次回もやるなら玉子豆腐等に使う流し缶か、これ専用の薄い型を探してみようと考えました。

2019年12月11日水曜日

アンフォゲッタブルファイア・立読み版

  来年1月末に発行を予定しているSFハードボイルド小説「アンフォゲッタブルファイア」の立読み版を公開しましたので、興味ある方は是非読んで下さい。
  この作品はSFといってもごく近い未来の物語で、軌道エレベータの建築現場の竣工間近の時期を舞台にしています。
  そして今年ずっと書き続けていたアウトサイダー3部作の完結版といった位置を占めています。
  間に漢詩集や米一丸を発行しましたが、ちょっと暗い話をテーマにした3部作はこれで一旦は完結になります。
  来年以降はまた全く違うものをテーマにして執筆を続けていく予定ですので、よろしくお願い致します。

  いかだジャルのPixiv

2019年11月18日月曜日

一週間後に開催

  いよいよ今週の日曜日に文学フリマが開催されます。
  私のブースはエの9に決定しています。
  webカタログで当時出展する作品の紹介をしていますので、興味がありましたら是非御一覧下さい。
  前回のイベントでは私は出品していませんでしたので、観客として色々見て廻ることが出来ましたが、恐らく今回は他の作家さんの作品を探したり見本誌をじっくり読む時間は取れないんでしょう。先に気になる作品をチェックしておいて、イベント後でも接触してみようと考えてます。

https://c.bunfree.net/c/tokyo29/!/エ/9

2019年11月1日金曜日


  米一丸繋がりで和菓子を作ってみました。
  本の中にあるように、実際には竹岩勘九郎が大宰府で執務を摂っていて不在中に屋敷を襲撃されたという記述はありません。あのあたりは完全に私の創作部です。
  大宰府は有名ですし、能楽の舞台にするのに丁度良いことと、箱崎から大宰府までの距離感が物語として作り易かったという事もあります。

  さて、このお菓子は梅ヶ枝餅といって、大宰府天満宮の名物まんじゅうです。九州におられる方なら良くご存知かと思います。
  私はこの饅頭が大好物で、普段はあまり甘い物は食べないのですが、こればかりは1パックを一人で食べきります。待てなくて帰宅の電車内でも食べた事もあるくらいです。

  どうしても食べたくなりましたが、上京してから簡単には手に入らなくなってきたので、いっそのこと自分で作ることにしました。
  生地は米粉と白玉粉のミックスです。それに塩と砂糖くらいしか入ってません。生地の扱いは難しかったですね。私はつくねも鶏ももから叩いて作るのですが、それよりも扱いが難しかったです。少しでも手に着く時間が長くなると、すぐに生地が溶け出す感じでした。多分2秒とか3秒くらい一ヶ所を触り続けると生地が破れますね。

  ついでに原価計算もやってみて、売値はだいたい一個で130〜140円くらいの金額になりました。中に入っている餡子を工夫すればもっと下げられると思いました。
  私的にはこの生地の方が好きなので、餡は若干少なめでもいいかも知れません。

  今回は趣向を変えてみましたが、自分でも暫くの間、米一丸と大宰府を題材にした事と、梅ヶ枝餅の存在をすっかり忘れてしまっていたのでこういう投稿にしてみました。

2019年10月19日土曜日

イベントの準備をしつつも次回作を...

来月開催の文学フリマの出店準備に向けて、既刊本の増版を発注致しました。
イベントでは以前紹介した通り一作目と二作目のみを出展しますが、これが第二刷になります。
 若干の校正があるのと、巻末部分の変更程度の作業ですので予定通り進んでいくでしょう。

 そして来年一月初頭に発行する新作、「アンフォゲッタブルファイア」の入稿日も迫ってきました。 タイトル名、火焔を改めてます。
 これの立ち読み版を12月あたりにいつものピクシブに載せるつもりなのですが、それと並行してある動物愛護団体に交渉しています。
 海外の団体に寄与されている詩の引文についての交渉です。
 慈善団体への交渉なので、どういった結末になるか今の段階でもわかりません。
 どうしても次回作の巻頭に引用したくて拙いメールで無理を言っている状態です。
 これが解決しましたら無事、原稿の全てを発表する事が出来るので、私自身祈る思いで連絡を待っています。

 進展がありましたらここで報告致します。

2019年9月26日木曜日

国会図書館に納本されました

 タイトル通り、今月中旬ぐらいに東京国会図書館に既刊書4冊が蔵書されました。
 あと数冊これを行なったら、もうやり残したことはないなという感じです。いつ死んでも問題無いとずっと考えていた事でした。
 図書館のデータベース化はタイムラグがあるらしく、まだまだ膨大な量の蔵書をデジタル化して保存しようというのが国家の試みです。そこに著書が関与出来た事は言葉にあらわせない程に感無量な出来事でした。

 私の本の中で、最後にこれから発行する予定の本の簡単なリストと若干の説明文のような宣伝文を載せているのですが、発行毎に若干ですが訂正があったりもします。
 それはタイトル名の変更だったり発行順の変更だったりするのですが、刊行を重ねていくうちに止めようもなく次々と新作のアイデアが出てきます。
 当初は10〜12冊程度を目処に発行数を定めているようなところがありました。私自身が壮齢なので、そこまで執筆活動が出来ないだろうと見越してのことです。
 しかしどうしても書きたい題材が出てくるので、巻末にこれからの発行物について追加変更を載せていきます。

2019年9月17日火曜日

「無銘詩選」刊行



 新刊の刊行です。
 漢詩集「無銘詩選」が刊行されました。
 詩集というのは一般には、余程好きでない限りはあまり購入してまで読まないものだと思います。
 同書の出版は私にとって記念碑的なものであって、利益や購買数を競うものではありませんでした。
 これを出版しようと決めて原稿を持ちつつ30年近く経ちました。
 私の文書の根本的な部分が20代に書き留めておいたこの詩集の中にこめられています。

2019年8月15日木曜日

最終推敲と原稿の入稿

  先日に次回作「無銘詩選」の入稿が無事に済みました。
  おそらく今月末か来月の始めあたりには完成するでしょう。
  出版社等は介していない為に表紙やオビ、カバーなども全部自分でデザインしていることは以前にもここでお伝えしたと思います。
  印刷所は共通した所を使っています。実は私の自宅からそこは意外と近くにあって5駅程しか離れていないのでいつも直接受け取りに行っています。サービスの質や金銭的共に理想的な印刷会社なので今後も利用させて頂くつもりです。
  今年出版する予定だった全4冊が予定通りにいきそうです。来年からは4ヶ月に一度のペースで出版していくつもりです。

  今年出版しましたこの4冊は随分と昔に企画していたもので、本当に20年とか25年くらい前に発案したり、一部は実際に執筆していたものです。
  この4冊だけはどうあっても形としての本にするという目標があったのですが、一応は達成できました。
  来年からは企画のみに留めていたものや、最近になって発案したものを書いていく次第です。自分の中ではここからスタートだなと感じています。

2019年8月2日金曜日

無銘詩選・立ち読み版

 9月に刊行を予定している漢詩集、無銘詩選の立ち読み版を公開しました。
 今回もジャンルが全く変わりまして漢詩というジャンルの詩集になります。
 どういった文章なのか興味ある方は是非ここで立ち読みしてみて下さい。

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2019年7月19日金曜日

獺祭必至

  このブログを進めてから次第に変わってきた事があります。
  単に出版する小説の宣伝をしたりイベントの予告をしたりしているうちに、同じような活動をされている方のヒントのようなものが何か発信出来ればと思いはじめたことです。
  最初に出版を決めてから、それがなんとか形になって今度はイベントにも参加します。この先他にも別の活動を行うことになるかも知れません。
  自分の場合、ネット上の情報を沢山読んだのが一番参考になりました。特にブースの準備について、小道具類の用意や自作出来るもののヒントが沢山ありまして、私も何かそういった形で協力したいと思ったのがはじまりでした。

  SNS等でそういった工夫をされてる方、悩んでおられる方、またはモチベーションの向上に利用されている方、同好の士を捜しておられる方などいろんな目的を持って投稿や勧誘されていますね。
  私も当初はそういった方々との交流を考えてみようかとしましたが、なかなか良い相手やグループは見つかりません。
  元々作家とは一人で終始出来る仕事なので、今まで一度も創作活動に悩んだりスランプに陥った事が無いのです。
  だから個人的な繋がりはあまり求めていませんし、だからといってサークルに参加する事も時間的に不可能だろうと思います。
  私は作家活動とは別にもう一つ別の仕事を持っていて、そちらが主な生活の糧になっています。今の段階ではここでそれを詳しく述べる事はしませんが、本格的に取り組んでいる仕事です。なのでサークルに参加して作品を提供する時間を作るのはどうしても無理なのです。その時間があれば自分の作品を可能な限り進めたいと思ってしまうからです。

  さて、タイトルに挙げた獺祭必至。獺祭とはカワウソが自分の巣に物を溜め込む性質がある事を指しています。必至とはつまり、そうせざるを得ないという意味です。
  溜め込む性質。これが今の私の状態にぴったりなので題名にしました。
  もう長いこと無名の作家として活動を続けているので、いざ出版となって自分の作品を発行してしまうと手元に原稿が残りません。
  それがたまらなく不安感を煽るのです。今までずっと未発表作品の原稿が手元にいくつもあったので、それを発行してしまうと何も無いように感じるのです。この悩みはもしかすると私だけかも知れませんが。
 どこかの出版社と契約したり、〆切作品がある訳では無いので、普段から自由に執筆活動をしています。私に大したスランプが無いのはそういった制約が無いからでしょう。
  〆切など存在しませんが、先程説明したような理由でいつも手元に未発表作があるような状態にしています。
  今現在9月発行予定の詩集を最終校正しています。もう間も無く終えるでしょう。そして来年1月発行予定の新作、アンフォゲッタブル ファィアの原稿が完成して校正している段階です。そして今書いているのは来年5月発行予定の9代クランの負の遺産、これは初のファンタジー作品になっています。
  このような形で先の作品を常に書いている現状です。

2019年7月12日金曜日

イベントブース用ディスプレイ


  イベント時に使用するディスプレイを紹介します。
  値札やシール等は自作しましたが、さすがにディスプレイはカッコいいものが欲しかったので市販物を探しました。
  偶然オークションにかけられてまして、複数入手出来ました。今後イベントで使用し続けたいと思ってます。
  シールや表示等はこの他にも、売り切れを表示したり、次回作に貼り付ける予定のものだったり、ブースクロスに貼り付ける標識だったりなど、当日使用すると考えられるものはあらかた作成してしまいました。
  あとはイベント用に売る為の既刊物を増版したり、ネットで宣伝したりとか、準備はその程度になりました。

2019年7月5日金曜日

校正と推敲について

  9月の新刊に向けて、無銘詩選の最終校正を始めています。
  以前紹介したとおり、私は出先でも家でも執筆できるようにiPadを利用していますが、原稿が大方終わった段階でPCでの作業に入ります。
  これは出版に際して入稿する為のデータに直すだけでなく、ネット上で掲示している立読み版への変換、今後予定している電子書籍版への変換作業も全部含まれています。
  今は公開する予定はありませんがiPadの原稿データはフリーツールの青空文庫版へとあまり手を加える必要もないくらい、ほぼ互換性があったりもします。
  一冊目からこのあたりのデータのやり取りを試行錯誤しまして、将来何度もやり方を変えなくていいように吟味した結果です。

  ちなみに校正にPC上で使用しているソフトは一般的なワードです。
  日本語の書籍を印刷する為のデータを作る為のソフトとしてワードはあと一息という所で痒い所に手が届かない感じです。
  最大の理由は日本語のルビでしょう。ワード以外にも日本語入力や出力に特化したソフトがありますが、もしそういったソフトを利用した場合、電子版に大いに影響を与える可能性もあって手を出していません。ワードは文字表記としては世界的にみても一番使用されているソフトだと思います。
  いろんな状況が生まれてくる事を予想してワードを使用している部分もあります。
  重要なのはハードやソフトの高機能性や最新の機能ではなく、利用したい分野の多種の互換性や不意の事態に対処する為に古いものでも止めてあるのです。

2019年6月29日土曜日

ポスター完成


  イベントで使用するPOPパネルが完成しました
  ポスターを差し込めてブースに立て掛けられるように折り畳み式のディスプレイPOPパネル化しています。
  簡易的な感じですが、今後も色々使い回せるように自作したものです。
  始めは丁度いいサイズのものを購入しようかと考えていましたが、安くしたかったのと、ポスター自体も経費削減で自作したかったのでこういう形になりました。
  でも、結局このパネルの制作費は既製品とあまり変わらないくらいかかってしまいました。

2019年6月20日木曜日

執筆環境その二 〜画像処理〜

  本を出版する時に必要になってくる表紙やカバー、帯などに加えてしおりやブックカバー、イベント用に用いるポスターや表示等全てはIllustratorとPhotoshopを用いています。
  これとは別にiPhoneやiPadで使っているものもあるのですが、私は出先で使えるものと、自宅でのみ作業を終始させるものに分けています。


  ちなみに画像のものは既刊2冊分を紹介するポスターの作成風景です。これを印刷してA3パネルサイズに貼り付けたPOPパネルを製作している途中です。
  これも11月のイベントで使う予定のものです。

2019年6月10日月曜日

イベント用ブース


  少し早いですが、文学フリマに出店する際のブースのデザインを進めています。
  基本になるブースクロスは着物をイメージして実際の反物を用意しました。これが掛けられているブースが当日の私のブースになる予定です。ブースクロスだけでなく、POPポスターや展示ディスプレイ、各種表示等市販物や手作りのオリジナル物を交えてデザインするつもりです。

2019年5月21日火曜日

ブックカバー


  イベント配布用のブックカバーを作成しました。
  裏から見るとこんな感じです。


 
  このブックカバーと前に作っておいた栞の両方を、11月の文学フリマで購入して頂いた人に配布しようと考えてます。
  まだまだ半年ぐらい前のことなんですが、思いついたら辞められない性格なので一気に作ってしまいました。

  ブースについてはもう大部分がまとまっていて、それもイベント前にですが事前に紹介しようと思ってます。

2019年5月15日水曜日

「米一丸」刊行




  米一丸が刊行しました。
  今回はジャンルが少し特殊でして、専門書や研究書といった内容のものだと思います。
かといって難解な内容ではなく、読みやすい漢詩部分や、短編小説部を交えながら米一丸を様々な角度から表現しようと試みています。

2019年5月9日木曜日

本年度予定の後方修正

 今年の予定が大方見えて来ましたので、ここで年始に出していました予定を修正して送りたいと思います。

  2月 新刊「アウトサイダー」、新刊「絡繰魔人」刊行
  3月 立読み版 アウトサイダー、絡繰魔人、米一丸
  5月 新刊「米一丸」刊行
  7月 先行立読み版 無銘詩選
  9月 新刊「無銘詩選」刊行
10月 先行立読み版 火焔
11月 第29回文学フリマ出展
12月もしくは来年1月、新刊「火焔」刊行

 当初電子書籍版の発行を考えていまして、先の2冊分の原稿は完成したのですが、書籍版の差別化を図る為に時期を遅らせることに致しました。
 恐らく文学フリマの出店以降、年を明けてから順次発行していく予定です。
 ちなみに修正があると思いますが来年の予定は、

令和2年度

  1月 新刊「火焔」刊行
  2月 電子書籍版「アウトサイダー」発行
  3月 電子書籍版「絡繰魔人」発行
  4月 先行立読み版 九代クランの負の遺産
  5月 第30回文学フリマ出店予定
  5月 新刊「九代クランの負の遺産」刊行
  6月 先行立読み版 森の精霊の心臓
  7月 電子書籍版「米一丸」発行
  8月 電子書籍版「無銘詩選」発行
  9月 新刊「森の精霊の心臓」刊行
10月 先行立読み版 夢工場へようこそ
11月 第31回文学フリマ出店予定
12月 電子書籍版「火焔」発行

 刊行物のペースを落とさずに電子書籍版も同時進行で進めていく予定なので、今年よりは来年のほうが忙しく見えるかも知れませんね。

2019年5月7日火曜日

第28回文学フリマ

 昨日文学フリマに行って来ました。
 どんな雰囲気か掴みたかったのと、いろんなブースを見ておきたかったので大変参考になりました。ブースのデザインだったり、商品の並べ方、自分で直接売り子として売るという感覚を先に見るほうについつい目がいってしまい、純粋なお客さんとしての視点であまり楽しめなかったですが。

 開始直後の11時過ぎくらいに会場に到着しましたら数えきれない程の行列が出来てまして、これだけの沢山の人が主に小説を買いに来ているのだと意外な思いがしました。やはりうたっている通り日本で一番大きな小説に特化したマーケットなんだなあ。
 また、ピークはこの開始直後の時間なのかなという感じがします。私は当日は別の予定が入ってまして、ゆっくり各ブースを見学出来なかったのですが、皆さんはこの日のこのために会場に来ているのでしょう。ゆっくり見学したり見本の各書を眺めていたりしました。多分長い時間をこの会場で過ごすのでしょう。ちょっと居ただけでも来場者達の本好きの時間を感じることが出来ました。

2019年5月5日日曜日

外出時や気分転換用

 執筆にiPadを利用している理由の一つとして、気分転換にカフェなどで執筆しています。
 ずっと自宅でやるのもいいのですが、生活が同じパターンになりがちなので長時間取れる時などはチェーン系列の全国どこにでもあるカフェによく行ってます。
 そういう時に持って行くのが以下の物です。




 イヤホンはアルティメットイヤーズのトリプルファイ。アンプはポータブル真鍮菅アンプのTU-HP01です。
 トリプルファイはイヤホンの先端部分だけの商品で、イヤホンケーブルは付属していますがNull Audio Studio Luneに交換して、耳に装着している部分はコンプライ製のシリコンイヤーピースを使ってます。
 トリプルファイは生産が終了してまして、会社自体がロジクールに買収されてます。このイヤホンはケーブルを交換したりイヤーピースを好きな物に変えたり出来るのが売りで、当時は画期的な商品でした。イヤホンの部品を交換するという発想が始まったのがこの商品からでした。
 今ではこのイヤホンより高性能な商品はたくさん存在しますが、それでも根強い人気を保ってて私もこのイヤホンが気に入ってます。

 Null Audio Luneはシンガポールの小さなオーディオ部品メーカーのイヤホンケーブルなんですが、このケーブルがこのイヤホンと抜群に相性が良いということで瞬く間に人気商品になりました。その後もいろんなバージョンで他のイヤホンケーブルを生産しましたが、この組み合わせ以上のものは出来ないようです。

 イヤーピースのコンプライは耳の中で膨張して遮音性を高めるタイプのウレタン製で、これを完全に装着していると隣でバイクが走っても気付かないくらいです。結構危険ですね。外出時に付けっ放しにする時は周りに気をつけてます。あとこの商品は性質上2、3ヶ月くらいでウレタンが劣化してしまいます。3セットで2500円ぐらいするイヤーピースなので割と高めですね。

 真空管アンプとアイフォンを繋いでいるのはミニミニケーブルといってメルカリで自作されている方から購入しました。
 それこそこういった音楽関係の機材やケーブルは高望みすればそれこそ信じられない位高額な商品も多々存在します。
 私はライト層なのであまり深入りしない程度で留めていますが。
 

2019年5月3日金曜日

執筆環境その一

 最近の執筆活動が順調に進んでまして、米一丸は入稿が済んで出版待ち状態ですし、9月に予定の次作、無銘詩選はほぼ執筆が終わって推敲に近づいてます。
 11月の文芸フリマの出店も無事決定しましたし、大方今年の作業の目処がついて先が見えて来ました。



 そういった意味で日程に余裕が出て来ましたので、このへんで私の執筆活動の環境を紹介でもしてみようと思います。
 私は随分と古いiPadを使って本を書いています。
 執筆するのと、本に関係するイラストを描くだけで、あとはクラウド上に保存してます。初作からこの形で決めました。
 ただ文字を書くだけなので、高機能な最新のiPadは必要ありませんし、使っているソフトは縦書きに対応してルビも振れます。
 頭の中で考えたものを直接原稿として書いているので高速にタイプする必要もなく、キーボードも使ってません。
 基本的にこれだけで原稿を書いて、後は自宅のパソコンを使って印刷会社用にファイルをなおしたり、電子書籍版用のデータに変換しています。

2019年4月29日月曜日

文学フリマ出店のお知らせ

 11月24日(日)、東京流通センター第一展示場で開催される第二十九回文学フリマに出店することになりました。
まだブースの位置などは決まってないのですが、連絡があり次第またお知らせ致します。

2019年4月21日日曜日

出版延期のお知らせ

 お詫びです。
 今月出版を予定していました米一丸ですが、およそ1か月程延期することになりました。
 実は先程入稿が済みました。おそらく5月末の出版になると思います。

2019年3月22日金曜日

立ち読み版・その3

 pixivに来月発行予定の米一丸の立ち読み版を上げました。
 序文・一章の漢詩部分・二章の散文の一部が閲覧できます。

いかだジャルのpixiv

2019年3月20日水曜日

銘刀光世由来



 自作の発行を予定しております米一丸を題材に扱った古書を偶然入手する事ができましたので、ここで紹介致します。

 明治二十四年刊行の「銘刀光世由来」
 著者は福岡出身の記者、今村為雄。号は外園子。
 幕末期の安政の生まれ。反幕府側に立って福岡のクーデターに参加していた経歴をもっていた人物で、同郷の伝承である米一丸に着目して本を書いたところは動機としては私に似ているかもしれません。

 実はこの著書は現在は入手が非常に困難で、東京都国会図書館には初版と第二版が一冊づつ蔵書されています。
 私が入手したのは初版のうちでも恐らくは身内に配った程度の市場には出回らなかった貴重な本だと思います。発刊日の部分が記入されていませんでした。

2019年3月7日木曜日

立ち読み版その2

 絡繰魔人の立ち読み版をpixivに投稿しました。
 こちらも1章のみの投稿ですが、興味がありましたら是非来てみてください。

いかだジャルのpixiv

2019年3月5日火曜日

立ち読み版 ~pixiv~

 pixivにアウトサイダーの立ち読み版を投稿しました。
 一章のみですが無料で読むことができます。

 pixivは二次創作系のキャラ絵やCGなどで有名なイラスト投稿サイトで、私小説や文芸書等にはあまり馴染みの無い印象があるかもしれません。
 何故そちらに自分の文章を載せたのかというと、逆にこういった特徴に意義を感じたりもしたからです。

 今後はこちらのサイトから無料版を読めるようにする予定です。

いかだジャルのpixiv投稿

2019年3月3日日曜日

4月の新刊情報

 4月上旬、以下の書籍を発行致します。
 11世紀に駆け落ちして自害したとされている公卿米一丸を題材にして、
 漢詩・散文・能の台本の3部構成になっています。

 「米一丸」 初版第一刷発行(600税別)

2019年3月1日金曜日

宣伝

 宣伝用の栞を制作しました。
 既刊やイベントの際に配布する予定です。


2019年2月24日日曜日

本年度の予定から

 大まかに今年度の予定を記載します。
 若干の変更等の可能性があります。その場合にはこちらから連絡していきます。


2019年度予定

 4月 米一丸 初版刊行
 5月 アウトサイダー・絡繰魔人 電子書籍版発行
 8月 無銘詩選 初版刊行
 9月 米一丸 電子書籍版発行
11月 文芸フリマ(東京流通センター第一展示場) 出展予定
12月 火焔 初版刊行

 以上のようになる予定です。

2019年2月22日金曜日

電子書籍版についてのお知らせ

 書籍として出版する全ての本を電子書籍版としてAmazonから購入出来るようにする予定です。
 ただ、文庫版との差別化を図るために、Amazonさんに上げた書籍データを一旦凍結してあります。
 5月頃を目途に発行順に出版していく予定です。

2019年2月20日水曜日

「絡繰魔人」刊行



 アウトサイダー三部作の第二部は、昭和三十年の田舎町で起こる殺人事件や誘拐事件を扱った探偵小説になっています。
 横溝正史の「八つ墓村」や「悪魔が来りて笛を吹く」を書いていた同時期に、子供向けに少年探偵小説を書いておられました。本作は推理小説というよりも、そちらをイメージしていただければよいかと思います。
 アウトサイダーと同じ様にこちらも暗いです。三作目の「火焔」はSF・ハードボイルド小説に仕上げていますので若干明るいですが、全体的にこの三部作は部外者や疎外者といったアウトロー的な人物をテーマにして書きました。


「アウトサイダー」刊行

 アウトサイダー三部作の一巻目となる本作品は書籍としては初刊行になります。  昭和四十年代の暗い世俗と街並みを漂わせたホラー小説です。


2019年2月18日月曜日

2月の新刊情報

 2月20日、次の2冊を発行します。

「アウトサイダー」 初版第一刷発行(600税別)
「絡繰魔人」    初版第一刷発行(650税別)

2019年2月16日土曜日

ご挨拶

 このブログは筏航(せんこう)の出版する書籍情報をメインに、今後発生するイベント情報や連絡事項などを載せていく予定です。